フィンランドのリサイクルビジネスについての一言。

October 6, 2020

Author: Leena

ファストファッションブランドとして知られているH&M は1997年にヘルシンキに初めても店を開店しました。体験したこともないような陳列、見たこともないようなファストなファッションを提供するビジネスアイディアでした。私もまだ中学生でしたが、必死にお金をためて素敵な赤いスカートを買いました。

幸せでした。

しかし、あれから20年以上が経ちました。時代が変わったとも言えるでしょう。

今回はファッションを中心に、リサイクルビジネスを少し考えていきたいと思います。現在、テクスタイルウェイストが大問題になって、フィンランドだけでは年に7万トンのが発生します。一年にお一人13キロ、です。

このような現状の中で、この十年の間に北欧、特にフィンランドで最近リサイクルをビジネスとして考える「サーキュラーエコノミー専門企業」が増えてきました。ユーザーとしての意見やそのビジネスアイディアを少し述べさせていただきます。もちろん、個人にとってビジネスになるアイディアも含めてです。

リサイクルビジネス

リサイクルビジネスについてもっと知りたくないですか。

テクスタイル浪費を目指す生き方

2012年に初めても「シーヴォウスパイヴァ」(”クリーニングデー”)が計画されました。クリーニングデーに誰でも自由にどこにでも自分のフリマ屋台を開くことが可能です。現在はヘルシンキ市民がとても楽しみにしている都市文化を推進するイベントの一つになっています。地域的な面もありますし、ほぼ祭りみたいな雰囲気になっているところが多いです。ビジネスというより、NPO法人が担当していますのでファンディングモデルは少し違います。

それから、ヤルヴェンパー市発の洋服レンタルサービスVaatepuu(”洋服ツリー”)を指摘すべきだと思います。「市民共有のワードローブ」、「ファッションライブラリー」と呼ばれている店はヘルシンキやトゥルク、他にもフィンランドの都市に広がっていきました。

Vaatepuuは北欧の高級ブランドも含め、様々なサステイナブルファッションブランドを幅広く貸出しています。会員登録が必要で、様々なプランがあります。貸出サイクルが終了したもの、そしてブランドの売り残りの新品もセカンドハンドとして購入できます。自分の不使用のブランド服も売りに出すことが可能です。

サーキュラービジネス

洋服レンタルのヴァーテプー (c) Vaatepuu

リサイクルを考えてみますと、最も使用サイクルが短いのはお子様洋服です。

ちなみに、フィンランドは「マタニティボックス」が有名です。すべてのお子様が産まれる家庭は希望だったら無料でもらえます。ただし、マタニティボックスの用品だけでまだ少し足りないというのも事実です。

(そして、私の個人的な経験ですが、サイズやモデルが何となく合わなく、結局未使用のままネウボラのリサイクルボックスにすべてを運びました。)

マタニティボックス

マタニティボックスは特に防寒着が多いです。

小さな子供は洋服も用品もおもちゃもあまり長使用しませんのでお子様洋服・用品をもっぱら扱って売る店が多いです。

私は娘が一人いますが、大好きな北欧のお子様用のファッションブランド品一枚も新品として購入したことがありません。セカンドハンドとしてすべてを購入、再販売して、リサイクルを生き方の原則としています。お財布もありがとう、ってね。

ただし、お子様用品リサイクルビジネスは厳しいです。コロナの影響でカスタマーが少なくなり、倒産したビジネスもあります。やはり、小さな企業もこれからオンラインセールスの可能性を最初から図らなければならないですね。

お子様リサイクル品

フィンランドのお子様用のブランド服も新品として買う必要がありません。

 

リサイクルビジネスのプラットフォーム化

Tori(”市場”)はフィンランドの最も人気のある一般消費者向けのオンライン販売プラットフォーム・フリマです。家具から洋服まで、自動車からマンションまで、本当にすべてあります!

利用者が毎月約270万人で、その三分の一はお子様がいる家庭です。2019年に全部で36万の取引が成立され、ものを販売した利用者は全部で6700万ユーロも設けました。

リサイクルビジネスとしての特徴と言えば、ハイブリッド型の販売システムで、中古商品の中に新品商品の広告も入っています。なぜかというと、中古自転車を買ったときに新品のチェーンロックなどは必要があるかも、ということです。

リサイクルビジネス

マリメッコが一番人気あるそうです。

私が一番おすすめするのはプラットフォーム技術を生かしてリサイクルを利用者フレンドリーな感じでビジネス化しているNetfleaです。Netfleaはフィンランドのオウルで創業され、現在ヨーロッパの13ヵ国に配送しています。

ビジネスモデルとしてとてもシンプルです。出品者は売りたいものの写真を撮って、システムアアップロードして、値段をつけて、Netfleaは商品ににつき2.9ユーロの販売代金(Netfleaの粗利益)をつけます。商品説明はすべて最新機械翻訳システムを利用し翻訳されますので出品者は自分の母語で書けばいいのです。

例えば、10ユーロの靴を売るとしましょう。バイヤーにとっての料金は12.9ユーロとなりますが、出品者は10ユーロをもらいます粗利益が追加されるビジネスモデルですので出品者が負担する費用は商品の配送料のみ(6.9ユーロ)です。

販売時間は180日間で、その後は商品を返してもらうか、月々代わり慈善団体に寄付するかが決められます。バーゲンセールシステムも導入していますので、売れていないものは5週ごとに20パーセント値下げされます。

引っ越しの時に現れた不使用のものが・・・!

リサイクルビジネスとしてNetfleaはEbayやメルカリ、そしてフィンランドのToriと違って、出品者は自分の商品を一切自分で配送する必要がありません。購入者にとって「出品者」は個人の利用者ではなく、Netflea自身です。Netfleaは責任を持ちます。

そして、売りに出す商品数にもリミットがないので、私は現在母が引っ越すにあたって90個以上の商品をシステムに登録しました。配送したら私の責任はそれで終わります。その後、お金が口座に入金されるのを待つだけです。簡単、でしょう?

私は以前からNetfleaを利用しています。 2年ちょっとで4000ユーロ以上も設けましたので、個人にとっても「リサイクルビジネス」になります!

持続可能なビジネスモデルにご興味がありましたら、是非とも私たちにご相談ください

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