日系企業と北欧スタートアップのオープンイノベーション活動

日系企業と北欧スタートアップのオープンイノベーション活動

この間、二つの興味深いインサイト調査が発表されました。Helsinki PartnersとJETROは日本企業のヨーロッパでのオープンイノベーション活動やそのポテンシャルについて書きました。投資からオープンイノベーションまで目的が様々ですが、日系企業はますますヨーロッパに興味を持ってくれているのは確かです。 Helsinki Partnersのインサイト調査 Helsinki...
フィンランドと育児休暇

フィンランドと育児休暇

こんにちは! ハジメのクライアントサクセスマネージャーのレーナです。明日から産休に入りますが、産休と育児休暇について少し考えを書きたいと思います。 フィンランドの育児休暇制度 フィンランドは基本、産休が4カ月 で育児休暇が約6カ月(158日)です。 産休は言葉通り母しか取れませんが、育児休暇はこのような制限がありません。 産休と育休の時に自分が勤めている企業、または国からお金をもらいます。 育児休暇の後、もし子供をまだ保育園に入れたくないと思えば、子供が三歳までの休暇もあります。 この場合は国から在宅育児手...
MaaSの先進国、フィンランド

MaaSの先進国、フィンランド

この二年間で、Whimアプリの普及にもよってフィンランドはMaaS(Mobility as a Service) の先進国としての評判を呼びました。 もちろん、こういう開発は他と無関係に起こるわけではありません。フィンランドの様々な都市はスマートシティ開発にたくさんの力を入れて、脱炭素社会や市民により便利な生活を提供することなどを目指して動いています。様々なMaaSソリューションズを真剣に検討するのもその戦略的な一部として考えられるでしょう。   スマートモビリティ開発に優しい国...
フィンランドからのサステイナブルな木質ソリューション: バイオエコノミーの新たな振興

フィンランドからのサステイナブルな木質ソリューション: バイオエコノミーの新たな振興

フィンランドの富は木でできているといっても言い過ぎではない。貿易の割合は輸出で5割強程度、国民経済に大きな影響を及ぼしている。ただし、デジタル化が進んで、世界中の製紙工場が非常に困っているというのも事実だ。サステイナブルで持続可能な発展を目指して、土地の約75%が森であるフィンランドは、この事情の中で新たな木質イノベーションを続々出している。   木のサステイナブルな使用:「New Wood」コンペティション 2021年4月29日、フィンランドの「New Wood」木質イノベーションコンペティションで次の企業が受賞した。...
在宅勤務のコツ ― ハジメのおススメ

在宅勤務のコツ ― ハジメのおススメ

在宅勤務、ワークフロムホーム(WFH)、リモートワークやテレワークなど。 今一年間ほど続いているコロナ禍ですが、世界中自宅で仕事をする人は少なくないでしょう。 私たちハジメ・ソリューションズはコロナ禍になった前も、在宅勤務が一般的でした。 フレクシブルに自宅も含め、スタッフ全員が集中できるような場を用意しましたが、100%の在宅ワーク経験が今約一年間です。 しかし、世界中のいわゆるメガトレンドを考えてみれば、コロナ禍が収束してからも在宅ワークはいろいろな形で続くでしょう。...